日本人は食塩の摂りすぎとていわれています、日本人の高血圧の最大の原因です。高血圧により、心臓病や脳血管障害のリスクとなることも知られています。将来の健康を守るためにも、日ごろから減塩の心掛けが大切です。
外食の多い人はなかなか減塩は難しいですね、そこで外食やコンビニの弁当、惣菜の減塩のコツを紹介します。
外食・コンビニ食の減塩のコツ
メニュー別に、お勧めの「コツ」は
定食を食べときは
- 漬物がついている場合、漬物を残す
- 汁物は具だけ食べて、汁は半分残す
- ソースやしょうゆはかけずにつける
- 付け合わせの野菜はドレッシングをかけずに、おかずと一緒に食べる
これらのすべて実行すると、1食でおよそ2~3g弱もの食塩を減らせます。これは外食だけでなく、普段の食事でも活用できる方法なので、ぜひ試してみてくださいね。
ご飯もの・丼の場合
- プラスでサラダなどの野菜料理を追加する
- 丼はつゆだくにしない
ご飯ものや丼ものは、ご飯全体に味付けしているため、どうしても食塩の量が多くなってしまいがちです。漬物を残したり、汁物を半分にしたりすることと、野菜が不足しがちなため、野菜メニューを追加すると良いでしょう。
弁当・惣菜の場合
- 食塩相当量を確認し、なるべく食塩が少ないものを選ぶ
- 漬物が入っている場合は、漬物を残す
- しょうゆやソースは直接かけずにフタの裏などに出して、つけて食べる
- 野菜の入ったメニューを選ぶか、野菜料理をプラスする
コンビニの弁当・惣菜は、パッケージに食塩相当量が書かれています。チェックするクセをつけておくと良いでしょう。
麺類の場合
- 汁(スープ)ありの麺は、汁を残す
- 野菜の入ったメニューを選ぶ(ちゃんぽん・もやしラーメン…など)
- サラダなどの野菜料理をプラスする
ラーメンやうどんなどの麺類は、1食だけで1日の食塩相当量の目標をオーバーしてしまうものもあるので、減塩するなら麺は避けた方がよいメニューではあります。
「あすけん」より
健康先生
「外食やコンビニ食」を食べる時には野菜メニューを追加すると良いです。野菜に含まれるカリウムが塩分を、排泄してくれる働きがあるため、食塩のとり過ぎが気になるときには積極的にとると良いです。