栄養豊富な玄米を、少しだけ発芽させたお米を「発芽米(発芽玄米)」です。玄米を発芽させることで、玄米に含まれる栄養素が増えたり、体に吸収しやすい状況になることで、玄米よりも健康にいい!といわれています。
発芽米のメリット
「栄養価」がグンと増す
白米より栄養価が高い玄米を水分を加えると、発芽するために内部の酵素が活性化して栄養価がピークになります。
「炊きやすく」「食べやすく」なる
玄米は、炊飯器で炊くと固くなってしまったり、軟らかく炊くには圧力鍋を使うなど、白米と比べると炊飯に手間がかかります。発芽米は、玄米を発芽させるために水を吸収させているため外皮が軟らかくなっていて、甘味が増して、白米と同じ方法で炊くことができます。
発芽米(発芽玄米)の作り方
材料・その他
- 玄米・・・2~3合ぐらい。
- ザル・ボール・・・水を吸うと容積が増えるため、水に浸る大きさに余裕があるものにする。
- フキン・・・ザルをおおえる大きさ。
手順
手順ー1
- 玄米を洗った後、玄米をザルに入れ、水を入れたボールの中にざるごと浸す。
- ボールにそのまま玄米を入れるより、ざるに入れたほうが全体に水や酸素が回
手順ー2
12時間後、玄米を水から上げて軽く洗い、水を交換する。
手順ー3
24時間後、玄米を軽く洗い、今度は、ボールには水を入れず、玄米の上に、水に浸したフキンを掛ける。フキンが乾かないようにする。
手順ー4
36時間後
- 10粒に1粒程が0.5から1ミリ程度芽が出ていれば、完成 (芽の出すぎに注意!!)
- 夏場は36~40時間、冬場は44~48時間後が完成の目安です。※気温や水温により発芽までの時間は大幅に変わります。
- 冬場は最初に水をはる時、水を交換するときに、33度までのお湯に漬けると発芽が早く進みます。
保存は
すぐに炊かない場合は、水を切り、タッパなどに入れて冷蔵庫で保管してください。1週間程度は保存可能です。