
ネットで薬の買い方・付き合い方
インターネット上には医薬品を販売するサイトがたくさんあり、それだけたくさんの情報が存在しています。書かれていることをそのままうのみにするのではなく、真偽を判断するための知識を持つことが大切です。
〇ネットで買うメリット
- 店舗がない地域の人でも買いやすい
- 仕事などで実店舗に行けない人も買いやすい
- 他人に言いづらい薬でも買いやすい
- 近くの店舗にない、入手の難しい薬も手に入る
〇ネットで買う時の注意点
- すべての薬をインターネットで買えるわけではない
- 偏った情報で薬を判断してしまう可能性がある
- 情報の見極め、サイトの見極めが難しい
- 個人情報、購入履歴などの取り扱いがきちんとしていないお店もある
医薬品をインターネットで買う時に覚えておきたいこと

- 店舗の正式名称や住所が掲載されているか
- 店舗の開設者や所管自治体など、許可証の内容が掲載されているか
- 相談用の連絡先が掲載されているか
- 実際の店舗の写真が掲載されているか
- 勤務中の薬剤師などの氏名が掲載されているか
- 医薬品の写真、使用期限が掲載されているか
- 用法・用量・使用上の注意
- 緊急時の対応方法
- その薬に対するアレルギーがないか
- その薬が症状にあっているか
一般用医薬品
一般用医薬品はリスクに応じて、以下のように「第1類医薬品」「第2類医薬品」「第3類医薬品」に分類されています。また「第2類医薬品」のうち、特別な注意を要するものを「指定第2類医薬品」といい、こちらも一般医薬品なのでインターネットで購入できます。
医薬品を買えるサイトの紹介
🌸主な医薬品販売サイト(日本国内)
※最新情報を web で確認しました。
● Amazon Japan(Amazon.co.jp)
第1類〜第3類医薬品を扱っており、「要指導医薬品」を扱う場合もあり。登録販売者または薬剤師による確認プロセスが導入されています。
● 楽天市場(Rakuten)
多数のドラッグストアが出店しており、医薬品カテゴリも充実。ポイントも貯めやすいのが特徴。
● Yahoo!ショッピング(PayPayモール含む)
さまざまな薬局が出店しており、OTC医薬品が幅広く購入可能。
● マツモトキヨシ公式オンラインストア
ドラッグストア大手の公式通販。医薬品のラインナップが豊富で、実店舗受け取りも可能。
● Welcia(ウエルシア)オンライン
薬剤師・登録販売者のサポートがあり、医薬品を安心して購入できる。
💡ネットで医薬品を買う際の注意点(日本)
- 第1類医薬品は、薬剤師による確認が必要
- 第2類・第3類医薬品は比較的自由に購入可能
- 個人輸入代行サイトはリスクが高いため避けるのが安全
- 用法用量を守り、症状が続く場合は医療機関を受診


